一般財団法人 森現代芸術財団

森現代芸術財団(Mori Contemporary Art Foundation / MoriCAF)は、日本の現代美術を国際的なアート界へより広く発信することを目的に、2025年5月7日に設立されました。
当財団は、海外のキュレーターを招聘し、日本のアーティストのリサーチや、美術関係者との交流の機会を提供するレジデンスプログラム、ならびに日本のアーティストがグローバルな視点から評価される森アートアワードの実施を通じて、日本の現代美術をさらに世界に向けて発信するための継続的な支援を行います。当財団は、これらの活動を通じて、日本の現代美術が国際的なアート界において確かな存在感を持ち続けられるよう、振興と更なる発展に寄与することを目的として活動していきます。

設立者
森 佳子(森美術館名誉理事長)
設立日
2025年5月7日

私たちの活動

キュレーターレジデンスプログラム

日本の現代美術に関心を抱く海外在住のキュレーターを招聘するレジデンスプログラムです。日本で活動する様々なアーティスト、美術館、国際展、ギャラリーなどの調査、交流の機会を提供し、その成果を海外の舞台で発信してもらうことで、日本の現代美術の国際的な発信を後押しします。

森アートアワード

日本の現代アーティストのなかでも、とりわけ中堅作家が次のグローバルなステージへ羽ばたくための表彰制度です。2年に一度開催される本アワードでは、過去2年間に発表された優れた展覧会や作品をもとに日本国内の推薦委員によってアーティストが推薦され、国際選考委員会による書類審査を経て4名のファイナリストが選出されます。その後、最終審査(プレゼンテーション等)を経て1名の最優秀賞受賞者を決定し、賞金1,000万円と受賞を記念した作品展示の機会(森美術館との共催)が提供されます。ほか3名のファイナリストには、それぞれ賞金100万円が授与されます。